エンハーツによる
治療について

治療を開始する
前に

エンハーツによる治療を安全に行うために、治療を開始する前に、必ず医師にお申し出ください。

注意

次に該当する方は、エンハーツによる治療が受けられない場合があります。

間質性肺疾患(かんしつせいはいしっかん)のある方、または過去に間質性肺疾患になったことのある方

エンハーツによる治療により、間質性肺疾患が発現または悪化する可能性があります。
間質性肺疾患が悪化した場合、命にかかわることもありますので注意が必要です。

医師に相談する患者さんのイラスト

以下の項目に当てはまる場合、エンハーツの治療が始まる前に、医師、看護師、薬剤師にお伝えください。

  • 他の医師または歯科医師の治療を受けている、または受けようとしている
  • 現在使用している薬がある(市販されている薬も含む)
  • 以前に薬や注射の治療を受けて、発疹やかゆみなどが出たことがある
  • 妊娠中、または妊娠している可能性があるエンハーツは胎児に影響を及ぼすおそれがあります。
  • 授乳中であるエンハーツは母乳中に移行するおそれがあります。授乳しないことが望ましいです。

下記のような病気や治療歴のある方は、エンハーツによる治療を開始する前に、医師にお申し出ください。

  • 心臓の検査で異常を指摘されている方
  • 心臓の機能が低下するおそれのある方
    • アントラサイクリン系薬剤による治療を受けたことのある方
    • 胸部への放射線治療中の方、または治療を受けたことのある方
    • うっ血性心不全、不整脈、心筋梗塞、狭心症、高血圧症などを治療中の方、またはかかったことのある方
  • 重度の肝機能障害のある方

エンハーツ投与中及び最後の投与後一定期間は、適切な避妊をする必要がありますので、エンハーツによる治療を開始する前に、医師にご相談ください。

  • ご本人またはパートナーが妊婦または妊娠している・妊娠する可能性のある方エンハーツは胎児に影響を及ぼすおそれがあります。
    女性はエンハーツで治療中及び最後の投与日から少なくとも7ヵ月間は避妊を行ってください。
    男性はエンハーツで治療中及び最後の投与日から少なくとも4ヵ月間はバリア法(コンドーム)を用いて避妊を行ってください。

監修

林 秀敏 先生

近畿大学医学部内科学教室腫瘍内科部門 主任教授