再発・転移の治療 ペルツズマブとの併用療法(HER2陽性)

主な副作用

エンハーツと
ペルツズマブ
併用療法の
副作用とその症状

エンハーツとペルツズマブ併用療法の場合、以下のような副作用があらわれることがあります。副作用のあらわれ方には個人差があり、なかには重症化して危険なものもあります。

特に注意すべき副作用とその症状 
間質性肺疾患(かんしつせいはいしっかん)

注意

  • 息切れ
  • 咳(特に空咳(からせき):痰の出ない咳)
  • 発熱
  • パルスオキシメータ測定値の低下

※すべての症状がそろわないこともあります。また、呼吸器の症状は上記のものに限りません。

主な副作用とその症状

  • 骨髄抑制(こつずいよくせい)(白血球数(はっけっきゅうすう)、赤血球数(せっけっきゅうすう)、血小板数(けっしょうばんすう)が減る)
  • 心臓への影響(息切れ・息苦しさ、どうき、むくみ)
  • 悪心(おしん)(吐き気)・嘔吐(おうと)・食欲減退
  • 下痢
  • 倦怠感(けんたいかん)(疲労)
  • 脱毛

上記以外の副作用が起こる場合もあります。少しでも気になる症状があらわれた場合には、エンハーツによる治療を受けている病院の医師、看護師、薬剤師に相談してください。

副作用とは?

薬の本来の目的である有益な作用を「主作用」、期待しなかった作用を「副作用」といいます。一般的には患者さんにとって望ましくない(不都合な)作用を指します。薬は、その両方の作用をあわせもっています。

監修

岩田 広治 先生

名古屋市立大学大学院 医学研究科 臨床研究戦略部 先端医療・臨床研究開発学分野 特任教授